アナフィラキシーその1

さきほども出てきましたが、かゆみや蕁麻疹どころではおさまらなく、全体に症状が激しく出て、とても重症になってしまう「アナフィラキシーショック」と言う症状があります。
みなさんも、ニュースなどで聞いたことがあると思いますが、この「アナフィラキシー」とは、どのようなものなのでしょうか。

 

アレルギー性疾患の中でも、とにかく緊急を要する病気が、アナフィラキシーです。

 

簡単に言いますと、急性アレルギー反応です。アナフィラキシーは、じんましんなどの皮膚症状が出るばかりでなく、喘息になったり、呼吸困難になったりします。また、同時にめまいや、意識障害などの神経症状、血圧低下のショック症状、これらが、2 つ以上、存在している場合をアナフィラキシーと言います。

 

 

アナフィラキシーその1

アナフィラキシーその2

特に、血圧が低下して、体がショック症状になることを、アナフィラキシーショックと呼びます。ショックと言う言葉は精神的なイメージがありますが、ここで言うショック状態とは、血圧が激しく低下し、命にかかわるということです。

 

アナフィラキシーの症状としては、皮膚に、じんましんや紅潮が出ることがあり、浮腫も見られることがあります。

 

呼吸器症状としては、喉頭浮腫や声がかれてしまう嗄声という症状、呼吸困難やぜいぜいと息をする喘鳴になることがあります。
消化器症状としては、腹痛、下痢、嘔吐、神経症状としては、痙攣、頭痛、めまい、重症の場合は意識消失になります。循環器症状としては、血圧低下や頻脈、そして、ショックから死亡してしまうケースもあります。

 

このような状態になってしまったら、悠長にいつも通院しているアレルギー科へ行っている場合ではありませんので、救急車を呼びましょう。
みなさんも、ニュースなどで、ハチに刺されて死亡したなどのショッキングな事件を知ることがあるでしょう。

 

「アナフィラキシー」の原因となっているもので、広く知られているものが、ハチの毒なのです。アレルギー科などで詳しい話を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、ペニシリンなどの抗生物質もそうです。

 

また、蕎麦が代表的ですが、食べ物でアナフィラキシーになる場合もあります。
それから、ラテックスや、光や、熱、運動など物理的な刺激で起こる場合もあります。ラテックスとは、ゴムの樹液に、少量のラテックスをプラスしたものですが、これは、たんぱく質が含まれています。

アナフィラキシーその3

天然ゴム製品などにラテックスが残留していて、それに接触することによって、アレルギー反応が起こるケースもあります。
ラテックス中に成分が、食物アレルギーに多い、バナナやアボガド、キウイフルーツ、などに含まれているたんぱく質と似ているためです。

 

アレルギー科で治療を受けている方は、それぞれ、自分のアレルギーの原因が、何なのか、知っている方が多いですから、それを避けるように生活していると思います。
ですが、このラテックスなどは、成分が果物のたんぱく質と似ていることが原因となっているので、アレルゲンとしては、まるで落とし穴のような存在だと思います。

 

ラテックスについては、アレルギー科で事前に説明を受けている方も多いと思いますが、通院してない方はご存知なくても無理もないでしょう。
さて、アナフィラキシーショックが起こる場合、体の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか。

 

アナフィラキシーその1

 

私たちの体には常に免疫システムというものがあります。アレルギーの原因が体に入ってくると、そのアレルゲンに対して「IgE 抗体」というものが作られます。そして、体は「IgE」ができることを記憶します。

 

次に、同じアレルゲンが体に入っていると、「IgE」とアレルゲンが結合します。これが、肥満細胞などを刺激して、ヒスタミンなどの化学物質を出します。この物質が、急激なアレルギー反応を起こし、アナフィラキシーとなるのです。
ハチに刺された場合、最初に刺されたときに、体の免疫機構がハチの毒をアレルギー物質として記憶するわけです。刺されると過剰反応を起こします。

アナフィラキシーその4

ハチに刺されてから、数分、または15 分以内にヒスタミンなどの物質が大
量に出て、アレルギー反応を起こし、アナフィラキシー症状が出現します。
このような状態にならないようにするには、自分が、何を摂取したらアレル
ギー反応が出るのか、何と接触したときにアレルギー症状が出てしまうのか、
それを自覚しておくことが大切です。
アレルギー科で検査を受けても良いでしょうし、遺伝の可能性もありますか
ら、血縁家族にアレルギー症状があるか、ないか、確認しておくと良いでし
ょう。
アレルギー科では、血液検査で原因が判ることもありますし、負荷試験でも、
食材などを特定することが出来ますが、基本的には症状を誘発させる検査で
す。
文字通り、体に負荷を与えて検査しますので、薬で回復しますが、危険性も
知っておいたうえで行いましょう。
普段のアレルギー症状なら、アレルギー科に行けばよいですが、アナフィラ
キシーの場合、症状が出たら、一刻を争います。そのため、自分のアレルゲ
ンを知り、普段から気をつけておくことが大事です。

お蕎麦でアナフィラキシーが出る人の場合、普段から食べ物の成分に気をつ
けることは当然ですが、例えば、蕎麦をゆでた汁で、ほかの麺をゆでて食べ
ることのないようにしたいです。
お店では、蕎麦と同じ鍋で、別の麺をゆでている場合もありますから、それ
を食べても症状が出てしまうでしょう。

アナフィラキシーその5

ちなみに、日本では年間、どれくらいの方が、アナフィラキシーで亡くなっているのかと言いますと、年間死亡者数は50 名から60 名ということです。
そして、その中でハチに刺されたことが原因となった死亡者が半数を占めています。

 

アナフィラキシーその1

 

ハチに刺された場合、何らかの全身症状が出る可能性は約20 パーセントで、ショック状態となり、意識消失までなる方は3 パーセントほどです。また、過去にハチが原因で全身症状が出た方の場合、約50 パーセントから60 パーセントは、次に刺された場合、重症化しています。

 

それから、アレルギー科の学会が発表している情報によりますと、運動誘発アナフィラキシーというものもあります。

 

これは、運動が刺激になって、アナフィラキシーを起こすのです。また、食物依存性運動誘発アナフィラキシーと言うものもあります。これは、普段は食べても全く問題ない特定の食物であっても、それを摂取して運動すると、この組み合わせでアナフィラキシーを起こすものです。
それから、アレルギー科などで治療として用いられた療法の副作用として、アナフィラキシーが起こるケースもあります。

 

アレルゲン免疫療法ともいいますが、アレルギー性疾患に対する治療方法であり、注射したアレルゲンが引き起こす副作用です。花粉や、ダニ、昆虫の毒、動物のフケなどのアレルゲンを使って行われる治療です。

 

それから、温度差などの刺激で誘発するケースもあります。寒暖差による温度変化、そこでの運動によって、体内にヒスタミンなどが分泌されるために、アナフィラキシーになることがあります。水泳のように体が寒冷刺激を広く受けるような運動をする場合は注意が必要です。

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